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歯列矯正とパフォーマンス

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歯列矯正とパフォーマンス

歯列矯正とパフォーマンス

2024/05/29

最近、某有名棋士の記事を目にする機会が立て続けにありました。

 

内容は不調の原因が歯列矯正にあるのではないか?というもので、皆さんも目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

数か月前、テレビのニュースにて授賞式か何かのスピーチの場面で矯正器具を付けているのを見て、夫婦で心配したものでした。

 

不調の原因が本当に歯列矯正治療なのかはわかりません。今後、復調してくるかもしれませんし・・・・。

でも、テレビニュースを見て夫婦して心配をしたのは実はこのようなことだったのです・・・

 

 

 

実は、歯列矯正で歯並びやかみ合わせが変わるときには「舌」の居場所も変わっているのです。

 

歯並びで「舌」の位置?と思われる方も多いと思いますが、小児矯正にしろ成人矯正にしろ「舌」の位置は非常に重要なんです。

 

例えば、上の前歯が出ている=いわゆる“出っ歯”の方の矯正治療では小臼歯と呼ばれる前から4番目や5番目の永久歯を抜く場合があります。

抜いた場所へ向けて前歯のデコボコを並べながら後ろに押し込めるといったイメージです。

 

上の前歯を押し込めると歯並びアーチの前後的な長さは短くなり、結果として口の中も狭くなってしまいます。

 

口の中が狭くなると、今まで歯に囲まれて収まっていた舌の居場所が減ってしまいます。

 

居場所が減ると、当然、舌は小さくなれないし痩せることもできないので後ろに下がる(低位舌になる)しかありません。

 

舌の後ろには気道という空間があるのでとりあえず無意識のうちに何とか下がることはできるのですが、下がった分だけ気道が狭くなってしまいます。

 

気道が狭くなると呼吸がしづらくなり無意識のうちに口呼吸になってしまいます。

 

気道が狭くなった時の弊害は、みなさんの身の周りでも起こっています。普段は鼾(いびき)をかかないけど、お酒を飲んで寝たら鼾をかいて翌日は疲れが取れてない・・・。というのがソレです。

 

飲酒の場合は粘膜がむくむことで気道が狭くなっているわけですが、肥満の方が気道が狭くなって毎日鼾をかく場合も同様です。

 

鼾をかいているときは間違いなく口呼吸です。(ためしに鼾をかこうとしても、口を閉じた状態では鼾はかけないはずです)

 

つまり、気道が狭くなることで無意識のうちに口呼吸となり睡眠の質は低下してしまうのです。

 

こどもからお年寄りまで、皆さんにかかわりのある口呼吸についてもう少し掘り下げてみると、コロナ禍前のネット情報ではありますが日本人の7割が口呼吸と言われていました。

 

それが、コロナ禍におけるマスク習慣での息苦しさから口呼吸になってしまった結果「9割」との報告まで出てきたぐらいです。マスク程度の息苦しさでそうなるわけですので、低位舌により気道が狭くなっても口呼吸になってしまいます。(実際には、口呼吸するために低位舌になるという逆のメカニズムも起こっています)

 

口呼吸でも息ができているから一緒!と思われるかもしれませんが実は口呼吸の弊害はホントに「百害あって一利なし」です。

 

そして、パフォーマンスを考える上で重要な要素が自律神経です。

 

口呼吸で胸式呼吸では交感神経が働きやすく、鼻呼吸で腹式呼吸では副交感神経が働きやすくなるためです。

 

副交感神経が働けば末梢の毛細血管まで酸素を届けることもできるし脳へも酸素リッチな血液を届けきれるわけです。

逆に口呼吸で胸式の浅い呼吸になってしまっては興奮状態となってじっくり考えきれる状態ではなくなってしまいます。

 

将棋盤をジッとにらんで脳をフル回転させているときに鼻呼吸が適しているのは明らかです。

もちろん、寝ているときも睡眠の質を上げるためには鼻呼吸で副交感神経を優位にして脳へしっかりと血流を巡らせるべきというわけです。

 

いかがでしたか?舌の位置が変わるだけで睡眠の質や自律神経のバランスにまで影響することを理解していただけましたか?

 

(プロ)スポーツ選手にもトップパフォーマンスの頃になぜか矯正治療をしている方(メディアへの露出が多くなり見た目が気になるためと理解はしています)がいらっしゃいますが、スポーツ選手の場合はこのことに加え姿勢変化→重心変化まで起こってパフォーマンスに影響する可能性があります。

 

さらに、これらの事は我々一般人の口の中にも知らず知らずのうちに起こっていることなのです。口呼吸が習慣化し→低位舌になり→姿勢が悪くなり→自律神経のバランスが崩れる・・・・という負のループに入るわけです。歯並びや舌の位置など普段は意識できないでしょうが姿勢となればわかるのではないでしょうか?

 

姿勢が悪くなるのを老化現象ととらえるのか、カラダの悪い方向への変化ととらえるかは考え方次第です。

矯正していなくても、口呼吸の影響と気付かずに「睡眠の質が低下している」のを感じている方も多いのではないでしょうか?

(最近、睡眠サポート商品も多く宣伝されていますし、9割というのもあながち的外れではないかもです)

 

是非、鼻呼吸(美呼吸)習慣で健康的なWell-Agingにつなげてください。

 

『口腔環境と腸内環境から作り出すWell-Agingプログラム』では美呼吸や美姿勢を口腔環境の一環としてとらえ、Well-Agingを目指しています。

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